短期オリジナル留学 2011年8月から2週間 西島ファミリー様
“一家でNZ暮らし&留学気分”
今回は家族三人で2週間の旅行をしました。
3.11以降、東京での、とくに子どものいる我が家では、結構ストレスの高い生活をおくっていました。
そこで、せっかくの夏休み、思い切ってできるだけ長く海外に滞在してみないかということになり、私たちにとっては初めての、2週間という長期滞在?になりました。
2週間は、ちょっとまとまった期間なので、観光でまわるのも魅力的だったのですが、この際、家族で語学学校に通ってるみるのはどうかとうことになりました。
というより、私は海外に行くといつも言葉の不自由さを感じ、ほんの一時奮起するのですが、勉強は長続きしたことがなく話せないままに今日にいたっているので、これは絶好のチャンスと家族を巻き込んで、“一家で英語留学気分を味わうプラン”を立ててもらうことにしました。
結果、治安がよく、うつくしい海岸のあるブランズベイの語学学校と、そこまで歩いて通えるアパートメントを紹介していただき、午前中は語学学校、午後と週末は観光とショッピングを楽しみました。
何が楽しかったって、海外でフツーに暮らしてみることができて、何より楽しかったです。
毎日バスに乗って、三人で学校に通い、お昼はカフェでランチをして、その後は浜辺や小さな店をまわり、夕方、見慣れぬ商品がたくさん並ぶスーパーに行って、パンと肉とリンゴとワインと買って帰る。
毎日、少しづつ、店やスーパーで話しをしてみたり、バスに乗れるようになったりで、すべてが新鮮でした。
実は、食事を作るのが厄介かなとも思ったのですが、郷に入り手は郷に従えで、朝はシリアル、昼はカフェ、夜は肉を焼いて、野菜を添えて、パンとワインに徹したら、実に楽でした。
これまで毎朝、料理に費やしていた時間は本当に必要だったんだろうかと考えてしまいました。
学校は三人ともそれぞれにクラス分けで、別々の教室で授業を受けましたが、三人ともエキサイティングな経験をしたようです。どのくらい上達したかは定かではありませんが、
実に楽しい授業でした。私は先生の話の半分しかわかりませんでしたが、楽しそうな話であることだけは分かりました。
娘はクラス分けのテストで名前しか書けなかったとしょげていましたが、後半にもなれば、ロシアのお友だちができてお菓子を交換しあっていました。
NZは、言葉が多少不自由であっても、どこの国の人であっても、優しく迎え入れてくれる国でした。
治安もよく、清潔で、文化的生活も享受できて、本当に素晴らしい国だと思います。
NZの良さはここには書ききれませんが、この体験ができたのは、千明さん、真智子さん、イアンさん、ジンさんに現地でサポートしていただからこそだと思います。
ケータイをお借りしていて、いつ何時でも連絡がとれるという安心感は、どんな保険よりも心強かったです。
今回の旅行は、私たちにとっては大成功でした。
また、放射能から解放された、ホッとするひと時でもありました。
それと、楽しかった理由の一つは、夫は午前中の学校以外は仕事をしていたので、食事以外は別行動が多かったお蔭でしょうか。
やっぱり、夫婦は適度な距離が大切ですね、とくに旅行中は。
本当にありがとうございました。
またお会いする時を楽しみにしています。
祐子